駐妻とストレス

何が「駐妻」を苦しめているのか

駐在員のストレスとストレスケアは着目されるようになってきましたが、駐在員に帯同する家族に対するケアは充分ではないと感じています。「駐在」によって周りの環境はどのように変化するのか。それが心身にどのような影響を与える可能性があるのか、駐在生活を通じて体験したことをまとめています。

そもそも、「駐妻のメンタルケア」についての調査は「駐在員」のオマケ程度にしかなく、ケア対象として見落とされがちなのかな・・・という印象です。いまこそ「産後うつ」という言葉が一般化し、産後女性のメンタルケアが重要視されるようになりましたが、海外で頑張っている女性達にも救いの手がもっと差し伸べられたらいいのにな、と思います。

海外駐在員の配偶者(妻)のメンタルトラブルの現状は,1位「神経症性・不安緊張状態」が約半数の50.5%,2位「うつ状態」は33.2%を占める。原因としては,言葉・コミュニケーションの問題から子育て問題,海外で何をすればよいのかが見つけられない,海外駐在員の付属物のように感じる,自分自身のアイデンティティーの喪失,夫からの十分な説明や相談がないなどである。さらに転勤族同士特有のネットワーク形成と定期的な関係性のリセット,一時的な居住者であるとの認識,現地融合意識への希薄さも影響していると推察できる。

引用:海外駐在員とその家族に対する健康づくりの意義と限界に関する研究(1)──海外駐在員のストレス問題について──宮本 晋一・広田ともよ

渡航にともなう引越し

以前は「季節性のうつ病」の一種に引っ越しによる疲れが引き起こす「引っ越しうつ病」という分類があったほど、引越しは体と心に大きなダメージを残します。引越しの規模が大きい海外なら、ダメージは重大なものになる可能性があります。

社会再適応評価尺度で考える「駐妻」

体調不良と現地の医療環境

海外生活で避けては通れない「体調不良」。症状そのものだけではなく、医療問題などによって引き起こされる二次障害や、気候の変化にも着目してみました。

海外で起こった胃腸障害

寒暖差疲労?自律神経失調?

住環境

広いけれど、トラブルも多い。安らぎの場所であるはずの「家」でストレスが溜まる環境が海外駐在にはあります。

駐妻の「住まい」

自己実現・勉強・仕事

努力家の「駐妻」

「食」にまつわるストレス

 

他、娯楽手段の不足(リフレッシュする方法が限られる)、閉鎖的な人間関係、育児や教育など・・・このあたりは随時更新していきたいと思います。


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